このサイトでは着物の「委託販売」に注目!買取とどっちがお得か、他の処分方法と比較しつつ紹介しています。

着物の処分方法にはどんなものがある?6パターンを紹介!

昔趣味やお稽古で使っていた、祖母や母親から受け継いだなど、着物がタンスに眠っている方は意外と多いのではないでしょうか。「あまり着る機会がない」「保管場所に困っている」などの理由からもし手放したいと考えているのであれば、損をしない処分方法を探してみるのがおすすめです。

ここでは、着物の処分方法について6パターン紹介しようと思います。あなたにとって最適な方法を見つけるための参考にしてみてください。

①ゴミとして捨ててしまう
着物を処分する際に1番手っ取り早いのが、ゴミとして捨ててしまう方法です。あまり着物など服をゴミにするのは考えつかなかったかもしれませんが、各自治体のルールを守れば案外普通に捨てることができます。

ですが、捨てるのであれば当然自分には1円も入ってこないという最大のデメリットがあります。よほど着物が汚れている場合は仕方ないですが、これから紹介する方法でお金に換えられる可能性を完全になくしてしまうのはおすすめできません。

②業者に依頼して回収してもらう
清掃業者や、場合によっては遺品回収業者に依頼するのも1つの方法です。プロである業者に任せておけばスムーズに回収作業が進みますので、自分で動く手間を省きたい、忙しくて時間がとれないといった方には適した方法といえるでしょう。

楽に着物を処分できる点は良いのですが依頼には高額の費用が必要になりますので、もし仮に着物だけを処分するのであれば、別の方法を選んだほうが賢明です。

また、業者によって値段が全く違うことには注意です。依頼する前に数社から見積もりを取るのを忘れないようにしましょう。

③ネットオークション・フリマアプリに出品
利用者が多く、手軽にできる方法として挙げられるのが、各インターネットオークションやフリマアプリでの出品です。どちらも、自宅にいながら好きなタイミングで出品できるのは魅力的ですね。

しかしその反面、いつ売れるのか不確定なことや、梱包・発送など意外と手間がかかってしまうというデメリットも。また、着物は採寸が難しく、色味も写真判断となってしまうため購入者とトラブルになる可能性もあります。

売却額もなかなか納得いく値段にならないことも多いなど労力と釣り合わないことから、あまりおすすめはできない方法といえるでしょう。

④リサイクルショップ・古着屋に売却
家の近くのリサイクルショップや、古着屋に着物を持ち込むのも1つの方法です。メリットとしては、買い取ってもらえる可能性が高いことや多少なりとも利益になることが挙げられるでしょう。また、最近は出張買取を受け付けている店舗もあるようです。

ただ、リサイクルショップや古着屋には着物査定の専門家がいないため、どんなに価値のある着物でもかなりの安値で買い取られてしまう危険性が高いです。わざわざ売りに出すのであれば、できるだけ専門業者に見てもらったほうが良いでしょう。

⑤専門業者に買取を依頼
着物や帯などをメインとした業者に買取を依頼する方法は、とても確実です。しっかりと下調べをして着物査定に詳しい業者を選ぶことができれば、適切な価格で買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。

買取方法は業者によってさまざまですが、主に電話で申し込めば自宅に来てくれる「出張買取」、指定のダンボールなどに着物を詰めて郵送する「宅配買取」、店舗へ持ち込み査定してもらう「持込買取」があります。

デメリットとしては、悪質な業者の存在が挙げられます。特に出張査定の際被害に遭う場合が多いそうなので、利用するときは十分に注意してください。

⑥委託販売システムを活用
ここまでさまざまな着物の処分方法を紹介してきましたが、私が1番おすすめしたいのは「委託販売」というシステムを扱う業者に依頼することです。まだあまり知名度が高くない委託販売ですが、簡単に説明すると「着物の販売を業者に代行してもらう方法」です。

買取業者は着物を買い取る=仕入れとなりそこで完結しますが、委託販売業者は自分たちが直接買い取るのではなくそのまま一般のユーザーに販売します。あくまで着物の持ち主である利用者の代わりに、オークションや店頭販売を実施していきます。

晴れて着物が無事売却できた場合、委託販売業者に利益の30~50%が手数料として入り、残り全てが利用者の利益となります。

委託販売のメリット

私が委託販売をおすすめする最大の理由は「高い利益が出る可能性が高い」という点です。買取の場合、業者が利益を上げるためにどうしても買取価格は低くなりがちですが、委託販売では業者が一時的なパートナーになるシステムのため買いたたかれる心配はありません。

そして相手は一般の消費者となるほか、しっかりとプロが査定したうえで売りに出されるため、貴重な着物などは高額で買ってもらえる可能性が高くなるでしょう。

着物の処分方法として委託販売はまだ取り扱い業者は少ないですがメリットが多く、特に「せっかくの着物だから、大事にしてくれる人に買われてほしい」「価値に見合った値段で売れてほしい」と考える方には非常におすすめです。

委託販売はあまり知られていないため「難しそう…」と考える方もいるかもしれませんが、実際は申し込みや手続きなどを業者がサポートしてくれるため、それほど難しくはありません。着物の処分を考えているのであれば、ぜひ委託販売を検討してみてはいかがでしょうか!

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