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意外と高値がつくかも…羽織やコートはどんな種類があるの?

着物というものは時として、思いもよらぬ高い価格でやり取りが行われることがあります。しかし、積極的に取引が行われているのは、着物そのものだけではありません。着物に身につける小物、そして上から着用する羽織ものやコートに関しても同じことが言えるのです。

着物における羽織やコートの特徴

羽織はともかく、着物に対してコートというのはなんだか別物のように思えるかもしれませんが、実はそうではなく、着物の業界においてはポピュラーな組み合わせとなっています。

★なぜ羽織やコートを身につけるのか
そもそもなぜ着物の上からさらに羽織やコートを身につけるのかというと、これは「着物を守る」といった意味合いが強いです。風に舞うホコリや雨、そして雪などで着物が汚れ、身だしなみの崩れや生地の傷みが発生しないよう、上からこうしたものを着ることによって守ります。

もうひとつ、こうした衣類には防寒の役割あります。年末年始の寒い冬、着物だけで外を出歩くというのはかなりつらいものです。そうした寒さから身を守り、健康を損ねないために羽織やコートがあるのです。こうした役割は現代でいう「アウター」に近いですね。

★羽織、コートの違い
羽織とコートは着物に対する役割としてはよく似たところがありますが、かなり違いのある衣類です。まず、着物といっしょに着られるようになった期間に開きがあります。羽織というのは江戸時代に深川の芸者や男衆によって着用されたという古い歴史があるのに対し、コートが着用されるようになったのはそれよりもずっと後となります。

そもそも、形状も大きく異なっています。コートが着物のうえに身につけてもおかしくないよう和風のデザインが施された以外は一般的なものとそれほど形状が変わらないのに対し、羽織というのは形からして「和」や「粋」の雰囲気を漂わせる、独特のデザインとなっています。

羽織、コートの種類について

こうした羽織やコートの種類というのはさまざまで、着物を着るうえでは着物だけでなくこれら自体のセレクトデザイン的センスが求められます。

★絵羽織
着物同様羽織にも格が存在します。その中でもデザインによって礼儀正しさが飛躍的にアップするのが「絵羽織」です。その名の通りさまざまな場所に模様が入っていますが、多くの場合派手さを感じさせない程度の優雅さにとどまっています。

絵羽織の中でもとくに格が高いのが、家紋の刺繍されたもので、その家の格が高ければ高いほどより高級で格調高いものとみなされます。

★長羽織(本羽織)
一般的な羽織よりも丈が長いものを「長羽織」と呼びます。江戸時代においては羽織の丈は長い方がおしゃれで粋とされていたので、そうしたことに強いこだわりを持つ方に愛されていました。

その他にも羽織には長羽織より少し丈の短い「中羽織」や、屋内用の「茶羽織」などさまざまなものがあります。

★道行コート
着物用コートの中ではもっとも気軽に着用できるものであり、見た目のファッション性というよりはどちらかと言えば汚れ対策や防寒を目的としたものとなっています。

★絵羽コート
こちらは絵羽織同様家紋などのさまざまな柄がデザインされたもので、一般的なコートよりも格調高いとみなされます。

★そのほかのコート
それ以外にもコートにはさまざまな種類があり、たとえば道行コートほどカジュアルではなく旅行の際の着用にも便利な「道中着」や、雨を防ぐことを主目的として設計された雨コートなど、実に個性豊かです。

実際に利用するならば、着用する場面や求められる性能特徴を考慮したうえで選ぶようにしましょう。

高く買い取られる羽織やコートの傾向

どのような羽織やコートが高く買い取ってもらいやすいかというと、やはり素材の要素が大きいです。たとえば「縮緬(ちりめん)」と呼ばれているような上質の絹素材が使われている場合、その価値はかなり上質する傾向があります。それに対して大量生産を前提としている安価な素材の場合には、大きな買取り額はそれほど期待できません。

また、絵羽織や絵羽コートであれば、素材のほかにどのような刺繍が施されているか、どのような場所でどのような職人たちによって作られたかということも重要になってきます。この点に関しては着物と同じで、市場に類似のものが少なければ少ないほど、買取り額も高くなるでしょう。

羽織やコートであっても、そのものや状態によっては下手な着物よりも高い価格で買い取ってもらえる可能性があります。その際重要になるのは、きれいな状態をどの程度留めているのかということです。カビや虫喰い穴が発生していればその価値が大きく下落してしまうのは、着物と変わりありません。

ですので、着物と同じく湿気や虫にやられてしまわないよう、しっかりした管理をおこなうことが求められるでしょう。

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